施工事例
おおきな庭をもつちいさな住まい
南北に長い角地である敷地の特徴を活かし、
アプローチも庭もすべて南側に。
外部空間も取り込んだ大きなワンルーム空間は
ご家族の居心地の良い場所となることでしょう。
「不安要素が全くなかった…!」
H様ご夫婦が私たちを家づくりのパートナーに選んで下さったとき、「中垣さんは気になるポイントがなかった。不安な点が全然なかったです」そんな風におっしゃってくださいました。また弊社HPやInstagramも熱心に見て下さり、「自由設計の魅力と、毎年無料点検が決め手としてすごく大きかった」とお伝えいただきました。
思い切った配置計画に
敷地の北側と西側がゆったりとした幅の道路に面しており、空が広く視線が抜けて感じられる気持ちの良い住宅街の一角。建築家の先生の話によると、「周辺の住宅にならい、北側からアプローチし、南側に庭をつくるといったオーソドックスなプランを最初検討しましたが、どうも中途半端な感じがしてならなかったのです…」と。
そこで、南北に長い角地であるこの敷地の特徴を最大限に活かすために、アプローチも庭もすべて南側からとし、北側には来客時の駐車スペースを確保する程度に抑えた、思い切ったプランを提示されました。これにより隣家の影がかからないくらいまで建物を離し、たっぷりの採光と庭の開放感を感じていただけるようになりました。
おおきなLDKは、極力仕切りを作らずワンルーム空間にすることで、H様ご夫婦がご希望された「明るくて開放感のあるリビングを、より広く見せたいんです」という想いを見事に表現することができました。リビングと一体にも、個室としても使える和室は、地窓からあたたかな光が入り、また駐車場が見えるので、家族が帰宅した気配が分かる嬉しいポイントにもなっています。
また壁掛けテレビの上部が吹き抜けとなっており、2階の壁が立ち上がっていることから、壁に当たった光が反射し、1階にまでやわらかな明かりが降り注ぐ、心地の良い仕掛けが施されています。
メリハリをつけた空間に
2階は、主寝室に書斎、WIC、子ども部屋とシンプルなつくりに。階段を上った先のホールはあえてオープンにしておくことで、セカンドリビングのような場所にしたり、お子様のプレイルームにしたり。多様な使い方ができるように考えました。寝室の奥の書斎にはアクセントカラーとして、ご主人のお気に入りのネイビーのクロスと、ブラックの照明を採用しています。この書斎窓からの抜け感も想像以上に気持ちの良いものとなり、外の景色を眺めているだけで癒されます。オープンな部分とクローズな部分、メリハリを持たせて全体をまとめていきました。
洗練された美しいインテリア
H様ご夫婦は「基本明るいインテリアで、シンプルが好き。ナチュラルで色がありすぎないようにしたいです」とお伝えくださいました。カラースキームは、木・白・グレージュにアクセントカラーを使って。明るくシンプルにを心掛け、そしてやわらかさを表現した内装に仕上げていきました。単なるシンプルではなく、グレージュの同色濃淡でまとめた、洗練されたきれいめナチュラルなインテリアは、どこにいても心が落ち着く、あたたかな印象です。
お二人の穏やかで和やかなお人柄にもぴったりで、これからここで過ごす毎日が、いつまでも豊かで幸せな時間に包まれますように。