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施工事例

大きな間のある家

中庭と繋がる、こだわり満載のLDKは、
どうしても自慢したくなってしまうほど。
家族と個々のプライバシーは「大きな間」を境に

ほどよい距離感で保たれています。

コンセプトは「大きな間」

こちらのお家で大切にしたことは「間」。空間の間、会話の間、暮らしの中でのお互いの間を大切にしようと考えた時に、住まいの中心に「広々とした大きな間」があると、生活に即した距離感が持てると考えました。水回りや収納、寝室、個室を南北の2つのエリアに分けて、中央に大きな間を作り出す、これにより、大きな間に、LDKと中庭を配置する計画となりました。

「LDKを自慢したいんです!」

計画当初から、ご主人様は、「とにかく広いLDKが理想!友達とかに自慢できてしまうような、驚かれるような広さの!」とお話してくださいました。奥様も「南側の水路が心配なので、できれば中庭が作れたらいいな…」とのことで、お二人の理想が叶えられるよう、リビングと中庭の両空間を一体として使っていただけるように考えました。

大きなLDK空間は、ぐるりと回ることができる動線を完備し、心地よい風が通り抜ける窓の配置、そして最大4.2mの高さの勾配天井も見どころのひとつ。キッチン天井は敢えて低めに木目張りに、ご夫婦ともに料理がお好きとのことで、デザイン性にも機能性にも優れた憧れのグラフテクトのキッチンを採用しました。造作収納も横に長くたっぷりと収まります。お二人で立ってもゆとりあるキッチンなので、中庭を眺めながら、のびのびと料理を楽しんでいただくことができます。

「中庭では家族でBBQをしたり、七輪で蛤を焼いたり…」「子どもたちのプールも楽しみのひとつだよね」とワクワクが広がります。中庭から土間、そして玄関へと動線がつながっているので、LDKを通らずとも行き来ができるのが大変便利です。BBQや七輪を楽しんだあとの片付けもスムーズに行えそうですね!

魅せる空間の演出の数々

全体的にダークトーンを基調としたかっこいいデザインながらもメリハリをきかせ、シャープすぎず、落ち着きがあり、どこか柔らかさも感じられる居心地のいい仕上がり。お二人が結婚式を挙げられた「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド」ホテルの雰囲気からインスピレーションを得て、テレビ背面の壁には、サンゴ調の石壁材(オーシャンストーン)を用い、縦に間接照明を入れて、まるで毎日ホテルに滞在しているかのような魅せる空間、癒しの空間を作り上げていきました。

家相にも配慮した間取り

家づくりに際し、建築家に求めたものは、暮らしが豊かになる住まいであり、性能を生かせる間取り、スムーズな生活動線はもちろんのこと、外せなかったのは家相について。鬼門・裏鬼門に、玄関・手洗い・できることならば水回りもかぶらないでほしいとの願いがありました。この件に関しても大きな間を中心に、回避する間取りをご提案することができ、本当に妥協のない家づくりが進んでいきました。

誰もが望むような暮らしがここに

K様ご夫婦のたくさんの願いを一つひとつカタチにしていったら、どこも妥協することのない本当にお二人が住みたいお家が完成しました。「広々としたくつろぎの空間LDKも家事動線も、お互いのプライベートも守れて、家相もしっかりと配慮できている、誰が見ても住みたい!と思うような住まいができましたね」と社長も思わずそう口にしてしまうような、素敵なお住まいです。ここからどんな暮らしがはじまるのか…私たちもK様ご家族の今後がとても楽しみです!