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ベストエンジニア賞 受賞
2022年10月に行われたR+house全国大会。
全国240社が集う中で、現場の施工力・品質を高く評価いただき「ベストエンジニア賞」を受賞することができました!!
私は、もともと大工というのもあり、現場へのこだわりは数知れず・・・
具体的な評価項目は、
・現場での安全管理・美化
・構造・断熱・気密の品質管理
・1次防水(外壁)と2次防水(外壁の中の防水)と通気層の品質管理
などなど。工事途中の現場を確認いただきました。
評価いただけたことを大変嬉しく思います。
その中でも意外とご存じない方も多い、通気層と2次防水について少し紹介します。
通気層は、木造住宅ではよくとりいれる施工方法ですが、外壁・屋根と躯体の間に空気の通る層を設けることで、外の熱を直接内部に伝えることなく、躯体内部の湿気を外に逃がす役割があります。
空気は暖かくなると下から上に流れるので、外壁の下から入り屋根に空気が抜けるように施工する必要があります。
2次防水とは、1次防水が万が一切れて浸水しても躯体内部に雨が入らないようにすることで、
そのためにやることは、
・外壁をぐるっと透湿防水シートで覆う
・窓周りや電気配管のための貫通部のテープ処理
・壁と屋根が重なるところの雨の侵入を防ぐ処理
など、他にもたくさんありますが、施工していきます。
弊社ではより完璧な施工にするためオリジナルのマニュアルや、使う部材の選定、第三者機関のチェックもしています。
気密住宅において2次防水はとても重要です。
気密のいい住宅で、キッチンの換気扇を強で回すと家の中が負圧になります。
そこにもし穴があり、雨水が入ってきたらどうなるでしょうか?
そうです、家の中に引っ張られて雨が入ってきてしまいます。
なので気密にこだわるなら防水もとことんこだわらないといけません。
この2次防水のこだわりは、またブログで紹介させていただこうと思います。
話は戻りますが・・・
この賞をいただけたのも、現場のスタッフ、大工さん、業者さんのおかげです。
ありがとうございます。
常に改善し磨き続け、品質の良い住宅をお客様にお届けしていきます!
中垣