令和6年9月　岐阜市I様邸の上棟でした。

厳しい暑さが続く中、9月らしい一日となりました。

大勢の大工さんが集まり、一日で家の屋根まで骨組みが出来上がっていきます。

コンセプト

どこか懐かしい、素直な家づくり
大きな屋根のある住宅とします。既視感のある屋根の形はどこか懐かしさを持ちます。
故郷の地域に似合う素直な家の形を目指します。
時代背景を享受したR＋houseの技術を取り込んだ性能の高い住宅となります。

妻のデザイン
敷地は南北に⾧く、東側の道路からの視認性が高くなります。
屋根の勾配により妻側（屋根の側面）の外観が印象的なものとなります。
妻側の表情を生かしたデザインを注力します。

緩急のある抜ける空間
暗いところから明るいところへ、狭いところから広いところへ。
空間に緩急を設けることで感情に起伏が生まれます。
⾧さと広さ、そして高さを使い分けて緩急を生み、楽しい空間とします。

立体対角線を楽しむ
屋根の形状を生かした立体空間とします。
建築にしか出来ない楽しさの一つが立体対角線です。
空間を楽しむ視点をつくります。

I様らしさを目指して
風鈴の音がする、風が流れる、家族の声が聞こえる、
I様だけの家となることを目指します。

通り沿いに際立つシンボリックな大屋根は、どこか懐かしい形であり、
妻面には、焼杉や塗り壁で素材分け、表情が豊かにデザインしました。

内装は、落ち着きのあり穏やかな和モダンで、
シンプルに木目を生かし、落ち着きのある居心地の良い空間を目指します。


I様、上棟おめでとうございます。

お立会いいただきありがとうございました。

たくさん現場を見に来ていただけるとうれしいです。

中垣