ブログ
モデルハウス
弊社の事務所の隣にある、築4年になるモデルハウスをご紹介します。
外観イメージは「めじるしになる家」
敷地は西側道路で、南に自動車整備工場、東に3階建てマンション、北に建設業者資材置き場のある一般住宅地とは少し違う敷地です。
さらに、同一敷地内に将来的には社屋を移転し、駐車場も設けたり、敷地内でイベントなども開催されるため、来る方の目に留まるシンボル的な建物でありながら、住まう家族は日常の生活をしていく事が予想される中で、いかにストレスなく生活できるかと言う相反する事をクリアする必要があると考えました。
そこで、北西側に社屋、南西側に駐車場、東側が住居ゾーンとし、不特定多数の人が日常的に住居ゾーンに足を踏みえらないような明確なゾーン分けをしつつ、
住居部分を外から遮断するのではなくて、社屋と住居ゾーンの間に外部空間(緩衝ゾーン)とルーバーを設け、緩やかにつながるように計画しました。
また、建物を見せる、シンボルとなる役割もあるため、ファサードは道路に面した西側で、南北に長い建物とし、西日の日差しを遮る役割を持つ軒の出と木製のルーバーを設けデザインしました。
コンセプトは、「思い出を重ねる」
家族の季節のイベントや記念日を大事にし、子供たちの記憶に残り、幸せに過ごし大人になって旅立ち帰ってくる場がある家にしたい、という想いをカタチにした住宅です。
家族にとって一番大事なLDKには、踊り場兼イベントスペースを建物中央に配置して、節分の豆まきやお菓子撒きなどのイベントを楽しめます。
家の中心とすると共に吹抜けを設け、縦への視覚的な広がり、抜けを作ると同時に、2階から光が差し込み、空気が循環する煙突の機能を狙った空間です。
また、2階に中庭を設け、プライベートな屋外スペースを作り、プールや家族だけでご飯を食べたり、星空を見ながら廻りの建物を気にせずに家族だけの団欒、癒しの空間が作れたらと考えました。
他にも、和室で家族会議をしたり、お庭でのBBQを楽しむためにLDKとのつながりを持たせたり、家族のたくさんのワクワクを叶える住宅です。
是非、ご覧ください。
中垣