建物周辺の美しい風景をトリムし、
開放感とプライベート感を大切にしました。
メリハリのあるカラーに異素材をバランスよく使い、
こだわりのヨーロッパ家具たちの魅力を引き立てました。

『中垣工務店』を調べ尽くす

I様ご夫婦は、家づくりをお考えの際、弊社のWEBサイトを隅々まで読んでくださったとのこと。施工事例はもちろんのこと、NaFsunインタビュー、社長ブログ、標準仕様書と気になる箇所はとことん読み込んでいただいており、大変嬉しく思いました。そして私たちの思いに共感してくださり、こうしてご縁をいただきました。

子どもたちの環境はそのままで

小学生のお子様がいらっしゃるI様。土地探しは同じ小学校区で、とのことで、ポイントを絞って探されました。南北に少し長い台形の土地で、南側には賃貸アパートがあります。プライバシーをしっかりと確保しながらも、東側の自然豊かな環境もプラスに考えながら、設計がはじまりました。

コンセプトは「トリムハウス」。個室を2階へ、それ以外は1階に配置し、家族が心地よく集えるような、開放感とプライベート感のある空間づくりを大切にしました。敷地環境から東と南に庭と開口部を設けて抜け感を生み出し、周辺の美しい風景を贅沢にトリムし、室内へ取り込んでいます。リビングからも、緑豊かな景色を、まるで独り占めしているかのように望むことができます。

ヨーロッパ家具を引き立てて

I様ご夫婦は、数年前にベルギーにお住まいだったこともあり、その当時に購入されたこだわりのヨーロッパ家具に合わせたインテリアの提案をご希望されました。個性を大切にしながらも、メリハリのあるカラーコーディネートや異素材をバランスよく使うことで、愛着のあるこだわりのヴィンテージ家具たちの魅力を引き立てています。
大きな家具に合わせて、LDKの天井高を通常よりも高くしたり、細部の空間を調整したりしたところも、家具を美しく見せるためのポイントのひとつです。

「朝起きたら窓を開けて、たっぷりの光と風を取り入れたいね」「太陽の動きを感じて、自然光で明るいリビングが理想」こんなLDKに家族が自然と集まってくる…そんな未来の姿をイメージされて家づくりをされたI様。キッチンと洗面の床には、ニューヨークミニヘキサゴンタイルを。I様が自らデザインを考案、配置も決定され、ところどころに入った花柄もポイントです。本物志向、セレクトする一つひとつの素材に対してもフェイクではなく、吟味したものを使うことで、住まい全体が上質で上品なものとなりました。

ずっと大切にしたい我が家

多趣味で家が大好きなご主人様、センスが良く家族思いの奥様、そして好奇心旺盛で元気いっぱいなお子様たちが、この家をいつまでも大好きでいてくれて、嬉しいことがあった日も、ちょっと疲れたことがあるような日も、我が家に帰ってくるとふっと安らぎ、心地の良い時間が過ごせる、そんな毎日になることを願って…。

レッドブラウンのガルバを屋根・壁共に採用したインナーガレージのあるお家。お気に入りの家具や照明に囲まれて暮らせる、まるで海外の家に来たかのようなおしゃれな住まいは、ご夫婦が願う「末永く愛せる家」として、ここに完成となりました。